院長です。
12月6日(金)、7日(土)徳島あわぎんホールで開催された
糖尿病地方会に参加しました。
徳島大学の松久教授が会長を務められ、SGLT2阻害薬や、
1型糖尿病の話題が充実したプログラムでした。
また、ランチョンセミナーのお弁当は、
徳島大学医科栄養学科が監修され、密度が濃く食物繊維が
十分含まれた、カロリー控えめながらも満足感のある内容で
提供されていました。
学会では、新しい情報のインプットや今後の糖尿病医療は
どう進むべきかについてなど、毎日の忙しい診療から
一歩止まって考えることができます。
私は高齢者①のセッションで座長を務めさせて頂きました。
糖尿病患者さんが高齢になった際に、サポートが必要になる
時期を判断し、円滑に治療や支援システムを作るため、
各医療機関や、薬局等医療従事者がどう関わっているか、
素晴らしい取り組みについて報告されていました。
また学会は、発表することを通して、スタッフの皆さんが
改めて考えたり、勉強をしたりする機会になります。
今回当院からは、「外来でDASC−8を使用した
後期高齢糖尿病患者のカテゴリー分類の検討」という演題を
検査技師さんに発表していただきました。
初めての経験で心配されていた様ですが、医師や薬剤師の
中で、立派に発表されていて、頼もしい限りでした。
現在当院には日本糖尿病療養指導士3名が育っています。
日々患者さんとの関わりの中で、学ぶことの大切さを感じて
いるからこそ資格勉強をされたのだと思います。
学ぶことに終わりはない、日々これ勉強・・・とはいえ、
徳島の美味しいものも頂き、楽しい時間が過ごせました。