日本糖尿病学会中国四国地方会第55回総会
11月10日(金)、11日(土)は、診療所を休診にさせていただき、
岡山コンベンションセンターで行われた学会に参加してまいりました。

今回も教育講演を受講して、更新のための勉強をするとともに、1日目は治療(運動療法)セッションの座長を務めさせて頂きました。
また2日目は、9時から女性医師ワークショップが行われ、南昌江内科クリニックの南昌江先生、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の勅使川原早苗先生のご講演の後に行われた「スモールグループディスカッション」に、ファシリテーターとして参加させていただきました。
このセッションは、グランドタワーメディカルコートの藤川るみ先生のご尽力によって開催され、女性医師支援のため、地方会で初めて試みられた企画でした。
女性医師の専門医・キャリアの継続、生活全般・育児についての話し合いが3つのグループで行われ、女性が医師としてキャリアを積む上での問題点を、各年代の先生方が率直に議論し合う場になって、非常に有意義な時間であったのではないかと思います。
これからの医療を支えていく若い世代の女性医師たちがより輝ける医療現場を築き上げていくために、各医療現場でも、学会でも議論が行われています。
いつも学会の後には、休診日と知らずに、偶然にいらっしゃった患者さんから(土佐弁で…)「休んで、遊んできたかえ?(休んで遊びに行ってきたのですか?)」とよく聞かれます。

残念ながら、学会出席時は、朝から夜まで会場にいますので、あまり開催地域での体験はありません。今回の体験はお昼のランチョンセミナーのお弁当に学会のロゴ入りのきびだんごがあったことでしょうか。
また、いただいた座長の謝礼のきびだんごには学会ロゴが入っていてかわいいものでした。


12月で当院開院5年になります。幸い日本糖尿病療養指導士も育っています。
皆さん頑張ってくれています。
当院でもそろそろスタッフの皆さんに演題発表をしていただき、彼女たちが中四国で糖尿病を専門として頑張っている施設がどういうことをやっているのかを勉強するとともに、視野を広げたり、リラックスする時間にもしないといけないのではないかと思っています。
by 20121203inoue
| 2017-11-14 08:50